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骨盤の構造を知る

私たちは、「骨盤矯正がどのように健康面・精神面に効果をもたらすか」を、知る必要があります。しかしその前に、骨盤がどのような構造でどのような機能・役割を果たしているのか、きちんと理解しなければなりません。
何故なら、骨盤の構造を知ることで、骨盤矯正の効果が明確に分かってくるからです。

「あなたは骨盤の場所がわかりますか?」「骨盤はいくつの骨から出来ていますか?」…
骨盤の部位は腰から臀部にかけて…それと、骨盤は総称であって、骨盤という骨は存在しません。私たちは、いくつもの骨が組み合わさった腰の回りの構造を「骨盤」と呼んでいるのです。
「骨盤の歪み」という言葉をよく耳にすると思いますが、1つの骨で骨盤が構成されていれば、当然歪みは発生しないことになるわけです。

では、骨盤は一体、どのような種類の骨から構成されているのでしょうか。
骨盤は仙骨(せんこつ)と、2つの寛骨(かんこつ)から構成されています。
そして元々、寛骨は3つの骨から構成されています=腸骨・恥骨・座骨(ちょうこつ・ちこつ・ざこつ)。厳密に言えば、生まれた時からすでに腸骨・恥骨・座骨は軟骨で結ばれています(グラグラ状態)。身体が成長するに従って、腸骨・恥骨・座骨は強く結ばれる=融合することで1つの骨・寛骨になるのです。 また、骨盤全体の上部を大骨盤・下部を小骨盤と呼びます。赤ちゃんが産まれる瞬間、小骨盤が産道の役割を果たすことになります。

次に、骨盤の機能・役割についてです。
骨盤は、人間の骨格の中でちょうど中心部分に位置しています。
そして、どのような役割を持っているのでしょう。

・人間の上半身は湾曲を描いています。骨盤は、その上半身のバランスと重量を支えています。
・骨盤は左右の股関節と連動し、人間の歩く動作を支えています。
・骨盤はある意味、大きな空洞と言えます。
 つまり、その空洞で内蔵(大腸小腸・生殖器・泌尿器等々)を強い刺激から守ります。
・骨盤は座る時、身体全体の台座にもなります。

また骨盤は、女性にとってさらに重要な働きをしています(男性の骨盤とは、若干異なります)。みなさんは「骨は固いから動かない」という、固定観念をお持ちではありませんか。
実は、骨は動いているのです(ずれる)。特に骨盤は1日中、自分の動作に拘わらず上下左右・開いたり閉じたりしています。この骨盤の動きこそが、妊娠中、重要な役割を担っているわけです。骨盤の役割、それは私たちの日常生活を支えている=身体を支える最も重要な使命を帯びているのです。骨盤の構造・役割、おわかりいただけたと思います。