TOP > 骨盤矯正の基礎知識 > 骨盤は生きている!

骨盤は生きている!

前で述べた「骨盤の構造を知る」の中で、骨盤は動いていると言いました。
実際は、「骨盤は生きている!」…こう表現するべきです。もちろん、骨盤も全骨格の一部の構造に過ぎません(骨盤という骨はなく、総称)。一般的に骨は「硬くて白い、そして全く動かない物質(燐酸カルシウム+様々なコラーゲン)」と考えられています。

ここで、私たちは重要な事に気付かなければいけません。
例えば胸部の骨(あばら骨・背骨)は、心臓・肺といった人間にとって最も重要な臓器を守っています。心臓は身体中に新鮮な血液を送り続けるため、1分間≒70回、死ぬまで脈を打ち続けています。当然、激しい運動をすれば脈は上昇します。しかし、レントゲンで撮ってみると静止画です。全く動いている気配さえ感じません。つまり、臓器は動いているのに止まっているように見える…そうです、臓器と同じように骨も生きているのです!骨は代謝もしています。

生きている骨!…それを如実に表しているのが骨盤です。

事実、骨盤は私たちの意識(無意識)・動作行動に全く関係なく、上下左右に動いたり、広がったり狭まったりしています。私たちが普段、何気ない生活を送り続ける中で、骨盤は勝手に動き続けています。しかし一般医療的に、「骨は不随意運動をしない」定義になっています。 不随意運動とは、意思を持って動くのではなく、勝手に自動運動することを意味します。(逆に、私たちが自身の意思で身体を思い通りに動かすことを随意運動と呼びます)走ったり・手を振ったり・笑ったり…これらは随意運動に属します。心臓などの臓器は不随意運動…そして、骨(骨盤)も不随意運動に属しているのです。

実際、アメリカ医学:オステオパシーは骨盤の不随意運動を肯定しています。そして、骨盤の不随意運動を利用した様々な治療が行われ、非常に高い効果を上げています。(オステオパシー=関節・筋肉・筋膜・内臓機能等のバランスを整えることで、身体の様々な不調を改善させる手技(手で行う)調整法)(オステオパシー≒カイロプラクティック≒整体療法「似ていますが、違う医療方法です)不随意運動をしているのは、骨盤だけではありません。頭蓋骨・背骨…至る部分の骨が不随意運動をしているのです。

私たちはもっと慎重・真剣に、骨盤矯正の謎(不随意運動)に迫っていかなければなりません。
何故なら、骨盤だけを矯正するだけでなく、人間そのままを矯正することになるからです。