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骨盤矯正後の注意点

骨盤の歪みによって引き起こされた様々な症状…冷え症・下半身太り・便秘・生理痛等々、それらの症状が改善できたのは、骨盤矯正によるものだと言えます。そして、「本当の健康」を手に入れました…しかし、せっかく手に入れることが出来た「本当の健康」を、手放してしまうことが往々にしてあります。つまり、骨盤矯正によって正常な位置の骨盤を得たにも拘わらず、骨盤が歪んだ頃と同じような生活をしてしまったら…また骨盤は歪んでしまいます。骨盤矯正が出来たら終わりではないのです。正しい骨盤の位置を、保ち続けることが重要なのです。

骨盤は、ちょっとした日常生活の行動の中で歪みを生じてしまいます。
私たちは骨盤が歪まないために、骨盤矯正後、どのような注意点を心掛けるべきなのでしょう。
まず、私たちは日頃の姿勢に、注意する必要があります。
夏場の猛暑日に歩けば身体を丸め、真冬の寒さにガクガク震えながら身体を丸め…そのような時でも、ピンと背筋を伸ばし格好良く姿勢を保つことが必要です。朝、出かける前、自身の姿を鏡に映してください。「今日の自分もシャキッ!」、これを日々の日課にしてください。

立ち姿勢と同じように、座る姿勢も非常に注意が必要です。
椅子に腰かけた瞬間、何気なしに脚を組んでしまう・椅子の背に背中をもたげて、猫背状態になってしまう等々、絶えず意識を持って、椅子に腰かける注意が必要になります。立ち姿勢以上に座る姿勢が、再び骨盤を歪ませることになります。特に、女性に言えることなのですが、なるべく脚に負担が掛かる履物(ハイヒール等々)は、お勧めできません。しかし女性の場合、履かざるを得ない状況もあります。できればローヒール・かかとの部分が太いものを履き、そしてヒールがすり減ったらすぐに交換するようにしてください。ちょっとしたヒールの高さによっても、骨盤は歪みを発症しかねません(歪みを矯正→矯正して歪みを発症させるようなもの))。
意外と意識されないものとして、テレビの配置が挙げられます。テレビを絶えず横側から見る…これは、いつも身体を捻じった状態で見ているようなものです。何気ない毎日の積み重ねの捻じれが、歪みを発症させてしまいます。
また、日頃から適度な運動を心掛けることが重要です。そして、「右を使えば、次は左を使う」といった、左右均等を心掛けてください。筋肉の運動不足はもちろんのこと、左右の筋力バランスが悪くなればなるほど、再び骨盤の歪みを発症する恐れがあるからです。

骨盤矯正後の注意点、初めは気になると思いますが、慣れてしまえば、それが普通の行動になっていきます。再び、骨盤の歪みが引き起こらないためにも頑張ってください。